重要文化財(建造物)の指定について

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平成29年5月19日

文化審議会(会長 馬渕(まぶち) 明子(あきこ))は,平成29年5月19日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て,新たに10件の建造物(新規9件,追加1件)を重要文化財に指定することを文部科学大臣に答申しました。

この結果,官報告示を経て,国宝・重要文化財(建造物)は,2,474件,4,935棟(うち国宝223件,282棟を含む。)となる予定です。

◎今回の答申における特筆すべきもの

【重要文化財】
聴竹居(ちょうちくきょ)(旧藤井厚二(ふじいこうじ)自邸)京都府乙訓郡大山崎町(おとくにぐんおおやまざきちょう)

聴竹居は,京都帝国大学教授であった藤井厚二が,日本の気候風土や起居(ききょ)様式に適合した理想的な住宅を追求して完成させた自邸である。機能主義の理念と数寄屋技法の融合,室内環境改善のための設備整備などの創意が実践されている。工学的理論に基づいたモダニズム住宅の先駆的存在として住宅史上,建築学上重要である。

【重要文化財】
白峯寺(しろみねじ)香川県坂出市(さかいでし)

白峯寺は,白峰山(しろみねさん)上に所在し,境内(けいだい)には四国八十八ヶ所霊場札所(ふだしょ)の中心となる本堂をはじめとする堂舎(どうしゃ)と,崇徳上皇(すとくじょうこう)を祀る頓證寺殿(とんしょうじでん)などが配置され,独自の山上伽藍(さんじょうがらん)を創出している。これらの建物は近世を通じて高松藩により順次整えられたもので,その形式や細部意匠に地方的な特色と,高い技量が認められる。

<担当>文化庁文化財部参事官(建造物担当)

参事官
豊城 浩行(内線2790)
調査部門
武内 正和,梅津 章子(内線2793)
登録係
貴志 徹(内線2738)

電話:03-5253-4111(代表),03-6734-2792(直通)

別紙

指定される文化財の概要,答申件数とそれを加えた累計,時代別,種別内訳を記載しています。


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